橋の本数の候補をしぼる — 端の島と小さな数字
島つなぎ橋は、島から出る橋の本数を数字に合わせるパズルです。手が止まったら、いきなり全部を決めようとせず、まず「この島は何本ずつ出せるか」の候補をしぼります。盤の端や角の島は橋を出せる方向が少ないため候補が狭く、小さな数字の島は相手が限られます。ここでは候補をしぼって確定に持ち込む手筋を、自作の局所例で身につけます。
ルールと「候補をしぼる」考え方
ルールの要点は次のとおりです。
島と島を、縦または横のまっすぐな橋でつなぎます。
同じ2つの島を結ぶ橋は最大2本まで。橋どうしは交差せず、島を飛び越えません。
各島から出る橋の合計を、その島の数字に合わせます。
最後に、すべての島が1つにつながっていれば完成です。
1つの島に注目したとき、その島が橋を出せるのは上下左右のうち、その方向に別の島がある向きだけです。各向きに出せる橋は0・1・2本のいずれか。だから島の数字は「使える向きの本数を足して作れる組み合わせ」に限られます。使える向きが少ないほど、作れる組み合わせが減り、候補がしぼれます——これがこの記事の軸です。
角・端の島は方向が限られる
角の島は、橋を出せる向きが2方向だけです。1方向に出せるのは最大2本ですから、角の島が出せる橋は最大でも 2+2=4本。もし角の島の数字が4なら、両方向とも2本(二重橋)にするしかありません。候補が一気に1つに決まります。
下は自作の局所例です。左上の角に数字4の島Aがあり、右方向と下方向にだけ島(Bは右、Cは下)があります。
同じ考え方は端(辺)の島にも効きます。辺の島は3方向まで使え、最大 2+2+2=6本。数字が6なら全方向二重、5なら「どこか1方向だけ1本で残りは2本」に候補が狭まります。使える向きの本数×2が数字とちょうど等しい/1違いのときは、強く候補がしぼれると覚えてください。ここでは角のAが二重橋を2組出したことで、相手のB・C(ともに数字2)も同時に満たされました。これが「これ以上増やせない」=相手側から見ても本数が埋まりきった状態です。
小さな数字とただ1つの相手
数字が小さい島も候補をしぼりやすい相手です。とくに数字1の島は、どこか1方向へ1本だけ。もし1の島から見て、橋を出せる相手がただ1つしかなければ、その相手への1本が確定します。
下の局所例では、左上の数字1の島Aは、同じ行・同じ列を見ても相手が下方向の島Bしかありません(右方向には島がありません)。
Aの1本が決まると、数字3の島Bは「上から1本すでに来ている」ので、残り2本を別の向きで作ればよい、と候補が縮みます。Bの相手は右の島Cだけなので、Bから右へ二重橋が確定し、Cの数字2も満たされます。1本決めるたびに、相手の島の残り本数が減って候補が縮む——この連鎖が島つなぎ橋の進め方です。
注意:数字2の島は「1本+1本」か「二重橋1組」の2通りがあるため、それだけでは決まりません。数字1のように相手が1つに限られる島や、角・端の島から先に手をつけると、確実です。
つながりを壊す橋を避ける(誤用)
候補をしぼるとき、うっかり全体のつながりを壊す橋を引いてしまう誤りがあります。局所的に数字が合っても、島が2つ以上のかたまりに分かれてしまえば「すべての島が1つにつながる」を満たせません。
下の局所例は、四隅ふうに4つの島がある形です。左の列に数字1の島E(左上)とG(左下)が縦に並んでいます。
図5は数字だけ見ればEもGも1、FもHも2でつじつまが合います。ところが左の2島と右の2島が別々のかたまりになり、全体が1つにつながりません。正しくは図6のように外回りへ1本ずつ引き、E→F→H→Gの道にします。「同じ小さな数字どうしを最短で結ぶ」誘惑は、分断の元になりやすいので、結ぶ前に「これで全島がつながるか」を確かめてください。
使いどころと注意
- 端・角から:使える向きが少ない島ほど候補が狭い。角(2方向)→辺(3方向)→中(4方向)の順に見ると決まりやすいです。
- 「向きの本数×2」と数字を比べる:数字が最大本数と等しい/1違いのとき、二重橋や最低1本が確定します。
- 1本決めたら相手の残りを更新:確定した橋のぶん、相手の島の残り本数を引いて候補を縮めます。
- 交差と貫通に注意:橋は交差できず、島を飛び越えられません。候補を数える前に、その向きに本当に橋を通せるかを確かめます。
- 最後は全体のつながり:数字が合っても分断していれば未完成。結ぶ前に連結を確かめます。
島つなぎ橋の基本は見落としやすい3つのルールで、ルールや似たパズルは図鑑の島つなぎ橋で読めます。
ルールと操作の記述は、サイト内の検証済み仕様と実際のプレイ画面の動きに基づいています。 誤りにお気づきの点は問い合わせの窓口からお知らせください。
この記事は 2026年9月18日 に更新しました。