読みもの入門円盤移し
円盤移し

大きい円盤を動かすために、小さい円盤をよける

円盤移し(ハノイの塔)は、3 本の柱にある円盤を、目標の柱へ大きい順に積み替えるパズルです。約束は 2 つだけ。動かせるのは各柱の一番上の 1 枚、そして小さい円盤の上に大きい円盤は置けません。この 2 つがあるために、大きい円盤を動かすには、上に乗った小さい円盤を先によける工夫が要ります。

目次
  1. 1. ルールと操作
  2. 2. 大きい円盤をどう動かすか
  3. 3. よけて、運んで、戻す
  4. 4. 気をつけること
  5. 5. 練習:3 枚を積み替える

ルールと操作

すべての円盤を目標の柱へ、大きい順(下ほど大きい)に積み替えれば完成です。

約束は 2 つ。動かせるのは各柱の一番上の円盤 1 枚だけ、そして自分より小さい円盤の上に大きい円盤は置けません。操作は、動かす円盤のある柱、次に移す先の柱を順にタップします(盤面下の「移動元/移動先」フォームでも同じです)。

下の図は、円盤 3 枚の例です。柱Aには大きさ 3 の上に 1 が乗り、柱Bに 2、柱Cは空です。目標は柱C(緑の柱)です。

柱A柱B柱C(ゴール)312
1(はじめの配置)柱Aは下が3・上が1、柱Bは2、柱Cは空。目標は柱C。この例では円盤が複数の柱に散らばって始まっている(問題によって配置は異なる)。

この記事の例は説明のために自作した配置で、実際に配信している問題ではありません。実際の問題では円盤が複数の柱に散らばって始まることがあり、目標の柱もいつも同じ場所とは限りません。制作と確認の方針はこのサイトについて(品質)をご覧ください。

大きい円盤をどう動かすか

いちばん大きい円盤 3 は、柱Aのにあります。これを柱Cへ運びたいのですが、上に円盤 1 が乗っているので、そのままでは動かせません(動かせるのは一番上の 1 枚だけ)。

そこで、じゃまな小さい円盤を先によけると考えます。円盤 1 をいったん別の柱へどかせば、円盤 3 が一番上になって動かせるようになります。「大きい円盤を動かすために、その上の小さい円盤をよける」——これが円盤移しの中心の考え方です。

よけて、運んで、戻す

目標の柱Cへ運ぶ手順を、順に見ます。

  1. 柱Aの一番上を柱Bへ移します。
  2. 柱Aの一番上を柱Cへ移します。
  3. 柱Bの一番上を柱Aへ移します。
  4. 柱Bの一番上を柱Cへ移します。
  5. 柱Aの一番上を柱Cへ移します。

円盤 1 をいったん柱Bへよけ、円盤 3 を柱Cへ運び、よけた円盤 1 を柱Aへ一時的に戻してから、円盤 2、円盤 1 の順に柱Cへ積み直しています。よけた小さい円盤を、あとでまた動かすところがポイントです。この手順で完成します(最短の手数かどうかは、ここでは問いません)。

柱A柱B柱C(ゴール)321
2(完成)すべての円盤が柱C(ゴール)に大きい順で積み上がった状態。

気をつけること

  • 動かせるのは一番上の 1 枚だけ。下にある円盤は、上を空けるまで動かせません。
  • 小さい円盤の上に大きい円盤は置けません。移す先の柱の一番上が、動かす円盤より大きいか(または空か)を確かめます。
  • 目標の柱は問題ごとに違います。いつも同じ柱とは限らないので、緑で示された目標の柱を確認してから積み替えます。

練習:3 枚を積み替える

下の配置では、柱Aに円盤 3、柱Cに下が 2・上が 1 と積まれ、柱Bは空です。目標は柱A。円盤 3 はすでに柱Aにあるので、その上に 2、1 の順で積めば完成です。どう動かせばよいでしょう。

練習1目標は柱A。柱Aの円盤3の上に、2と1を正しい順で積むには、どの円盤をどの柱へ動かしますか。
柱A(ゴール)柱B柱C321
答えと考え方を見る

柱Cの一番上は円盤 1 です。これを先によけないと、その下の円盤 2 を動かせません。

  1. 柱Cの一番上を柱Bへ移します。
  2. 柱Cの一番上を柱Aへ移します。
  3. 柱Bの一番上を柱Aへ移します。

円盤 1 を柱Bへよけ、円盤 2 を柱A(円盤 3 の上)へ、最後に円盤 1 を柱Aへ積むと完成します。

柱A(ゴール)柱B柱C321
3(練習の答え)柱A(ゴール)に下から3、2、1の順で積み上がった状態。

「じゃまな駒を先によける」考え方は、大きなブロックを出口へ運ぶ箱入り娘にも通じます。ルールや似たパズルは図鑑の円盤移し(ハノイの塔)へ。

出典・訂正

ルールと操作の記述は、サイト内の検証済み仕様と実際のプレイ画面の動きに基づいています。 誤りにお気づきの点は問い合わせの窓口からお知らせください。

この記事は 2026年9月22日 に更新しました。