読みもの入門ビル
ビル

外周の数字の読み方と、1とNの手掛かり

ビルは、マスに建物の高さを入れて、盤の外に書かれた「見える建物の本数」を手掛かりに解くパズルです。とまどいやすいのは、外の数字の意味です。まず「見える本数」の読み方をひとつの行で確かめ、そのうえでヒント1から端のマスが確実に決まる最初の一手を、4×4の実際の問題で身につけます。

目次
  1. 1. ルールと「見える本数」の意味
  2. 2. ヒントの読み方(1つの行で試す)
  3. 3. 最初の一手:ヒント1
  4. 4. ヒントN(端から順に見える)
  5. 5. 注意点:本数であって高さではない
  6. 6. この問題で試す

ルールと「見える本数」の意味

ビルのルールの要点は、次のとおりです。

4×4の各行・各列に 1〜4 を1つずつ入れ、数字を建物の高さとみなします。

盤の外の数字は、その行・列をその端から見たときに見える建物の本数です。

手前の高い建物は、その後ろの低い建物を隠します。

操作は、マスを選んで数字パッドかキーボードの数字キーで高さを入れ、⌫で消し、矢印キーで選ぶマスを動かします。ここで大事なのは、外の数字が「高さ」でも「合計」でもなく、その端から見えた建物の本数だということです。

下は今回使う4×4の問題です。盤の四方に数字(外周ヒント)が並び、盤の中にはいくつかの高さがあらかじめ入っています。

442213122223122132231
図1:この問題。四方の数字が「その端から見える建物の本数」です。

ネタバレの注意:この先の図では、外周ヒントの読み方の例と、最初に確実に決まる1マス(3行1列)を示します。まっさらな状態から解きたい方は、先にこの問題に挑戦してください(残りの高さは明かしていません)。

ヒントの読み方(1つの行で試す)

「見える本数」の数え方を、まず例で確かめます(これは説明のための仮の並びで、この問題の答えではありません)。ある行に、左から順に高さ 2・1・4・3 と建物が並んでいるとします。この行を左の端から見ると、どう見えるでしょうか。

21432
2左端から見た仮の1行。まず高さ2が見え、次の1は低いので隠れ、その次の高さ4が奥をすべて隠します。
21432
3見えるのは、いちばん手前の2と、その奥で高くなった4の2本だけ。だから左のヒントは2になります。

左の端に立って見ると、最初に高さ2が見えます。次の1は2より低いので、手前の2に隠れて見えません。その次の4は今までより高いので見え、4の後ろの3も隠れます。見えた本数は2本。これが左のヒント「2」の意味です。端から順に見て、それまでより高い建物が現れるたびに1本と数える、と覚えてください。

数えるコツは、端から順に見て、それまでに出た高さより高い建物が現れるたびに1本ずつ数えることです。低い建物は前の建物に隠れて数に入りません。この数え方は、どの行・列にもそのまま使えます。

最初の一手:ヒント1

どこから手をつけるか迷ったら、「1」のヒントを探します。ヒント1は「その端から見える建物が1本だけ」という意味です。1本しか見えないのは、いちばん手前の建物がその行(列)でいちばん高いときだけ。手前がいちばん高ければ、後ろの建物はすべて隠れて、見えるのは1本になります。

この問題では、3行目の左のヒントが1です。だから、3行目を左の端から見て1本だけ見えるためには、左端の3行1列が、その行でいちばん高い建物=4でなければなりません。ほかのマスを見なくても、この1マスは確実に決まります。

442213122223122132231
43行目の左のヒントは1。「1本だけ見える」のは、手前がいちばん高いときだけです。
4422143122223122132231
5(確定)よって3行1列は必ず4に決まります(この問題の答えでもここは4です)。

これで1マスが確実に決まりました。ただし、決まったのはこの1マスだけです。1マス決まったからといって、ほかのマスが自動的に決まるわけではありません。残りは、各行・各列に1〜4を1つずつという約束や、ほかの外周ヒントを合わせて見ながら決めていきます。

ヒントN(端から順に見える)

ヒント1と対になるのが、盤の大きさと同じ数のヒント(この4×4ならヒント4)です。すべての建物が見えるということですから、その端から見てどの建物も手前に隠れない=端から低い順(1・2・3・4)に並んでいる、と1列まるごと決まります。これはヒント1と同じくらい強い手掛かりです。

ただし今回の問題には、外周ヒントに4がありません(四方とも1〜3だけです)。そのため、この問題ではヒント4から1列を丸ごと決める場面はありません。ヒント4の考え方は、4が現れる別の問題で使ってください。

注意点:本数であって高さではない

外の数字を、高さそのものや合計と読まないように気をつけます。外の数字は、あくまでその端から見えた建物の本数です。たとえば図2・図3の行は左から 2・1・4・3 で、高さの合計は10、いちばん高い建物は4ですが、左のヒントは2でした。

また、高い建物ほど見える本数が増えるとは限りません。手前に高い建物が来ると、その後ろは隠れてしまうので、かえって見える本数は減ります。逆に、低い建物から順に並んでいるほど、たくさん見えます。「本数を数える」ときは、必ず端から順に、前より高くなった建物だけを数えてください。

この問題で試す

ここまでの図は、サイトに登録されている検証済みの問題towers-2026-09-14-easy(4×4・やさしい)の盤面から作りました。まっさらな状態から解きたい方は、記事冒頭のネタバレ注意をご確認ください(残りの高さは明かしていません)。

ビルのルールや似たパズルは図鑑のビルで読めます。

出典・訂正

ルールと操作の記述は、サイト内の検証済み仕様と実際のプレイ画面の動きに基づいています。 誤りにお気づきの点は問い合わせの窓口からお知らせください。

この記事は 2026年9月17日 に更新しました。