読みもの入門不等号
不等号

不等号パズルの解き方|記号の向きと数字を絞るコツ

不等号パズルは、各行・各列で数字を重複させず、<・>の条件を満たすように数字を入れます。最初は「開いた側が大きい」と読んで、数字の大小を順にたどりましょう。ここでは1〜4を使う4×4の盤面で、候補を絞る手順と、数字を確定できる条件を説明します。

目次
  1. 1. ルールと不等号のあるマス
  2. 2. 不等号の読み方(開いた側が大きい)
  3. 3. 最初の一手:同じ行でいちばん小さいマス
  4. 4. 連鎖から候補を絞る
  5. 5. 注意点:向きと、行・列の重複
  6. 6. この問題で試す
  7. 7. 練習で確かめる

ルールと不等号のあるマス

不等号のルールの要点は、次のとおりです。

4×4の各行・各列に 1〜4 を1つずつ入れます。

隣り合うマスの間に書かれた不等号(<・>)の向きを、すべて満たします。

不等号は、開いた側が大きい数、とがった側が小さい数を指します。

操作は、マスをタップ(クリック)して選び、数字パッドかキーボードの数字キーで 1〜4 を入れ、⌫で消し、矢印キーで選ぶマスを動かします。「決定」ボタンやフォームはありません。

下は今回使う4×4の問題です。この問題は、あらかじめ入っている数字が1つもなく、手掛かりはマスとマスの間に置かれた不等号だけです。だからこそ、不等号の向きの読み方が出発点になります。

図1:この問題。数字は無く、マスの間の不等号だけが手掛かりです。

ネタバレの注意:この先の図では、不等号の読み方の例と、最初に確実に決まる1マス(4行2列)を示します。まっさらな状態から解きたい方は、先にこの問題に挑戦してください(4行2列以外の残りの答えは明かしていません)。

不等号の読み方(開いた側が大きい)

まず記号の向きだけを確かめます。不等号は、大きく開いた側が大きい数、とがって閉じた側が小さい数を指します。たとえば横に「>」と書かれていれば、開いた左のマスが大きく、とがった右のマスが小さい、という意味です。

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2横の「>」は、開いた左のマスが大きく、とがった右のマスが小さいことを表します。
41
3縦の「∨」は上が大きく、「∧」は下が大きい、と同じ読み方をします。

縦の不等号は記号が縦を向くだけで、読み方は同じです。この記事の図では、上が大きいときを「∨」(上が開く)、下が大きいときを「∧」(下が開く)で描いています。どちらも開いた側が大きいと覚えれば、向きを取り違えずに読めます。

最初の一手:同じ行でいちばん小さいマス

数字が1つも入っていないので、どこから手をつけるか迷います。そこで探したいのが、不等号をたどると、同じ行(または列)のほかのすべてのマスより小さいと分かるマスです。その行(または列)の他のマスすべてより小さいなら、そこは1〜4のうちいちばん小さい1に決まります。

この問題では、4行目の2列目(4行2列)がそれにあたります。4行目の不等号を左から順に読むと、1列目>2列目・2列目<3列目・3列目<4列目です。ここから4行2列について、次の3つが分かります。

  • 1列目>2列目 なので、4行2列は4行1列より小さい
  • 2列目<3列目 なので、4行2列は4行3列より小さい
  • 3列目<4列目 で、4行2列は4行3列より小さいので、4行4列よりも小さい(4行2列<4行3列<4行4列)。

つまり4行2列は、同じ4行目の残り3マスすべてより小さい=その行でいちばん小さい数です。各行には1〜4が1つずつ入るので、いちばん小さいのは1しかありません。だから4行2列は必ず1に決まります。ほかのマスの値を調べなくても確定する一手です。

44行目の不等号は左から >・<・<。4行2列は残り3マスすべてより小さいと読めます。
1
5(確定)4行目でいちばん小さいので、4行2列は必ず1に決まります。

これで1マスが確実に決まりました。ただし、決まったのはこの1マスだけです。1マス決まったからといって、ほかのマスが自動的に決まるわけではありません。残りは、次のような候補の絞り込みと、各行・各列に1〜4を1つずつという約束を合わせて進めます。

連鎖から候補を絞る

不等号が同じ向きに続く並びは、候補を絞る手掛かりになります。たとえば1行目の左側は 1列目>2列目>3列目 と、大きいほうから小さいほうへ3マスつながっています。この3マスの大小関係だけを見ると、いちばん大きい1列目は3か4、いちばん小さい3列目は1か2、というところまで絞れます。

1
61行目の1列目>2列目>3列目の3マス。端の候補が絞れます(1通りには決まりません)。

ここで注意したいのは、連鎖だけでは多くの場合1通りには決まらないことです。前の節のように同じ行のほかのすべてのマスより小さいと分かれば1に決まりますが、隣り合うマスより小さいというだけでは1とは限りません。ですから連鎖は「候補を絞る手掛かり」として使い、確定は各行・各列の1〜4を1つずつという約束と合わせて詰めていきます。

注意点:向きと、行・列の重複

つまずきやすいのは、まず不等号の向きの読み違いです。とがった側を大きいと読んでしまうと、大小が逆になります。開いた側が大きいと一つひとつ確かめてください。縦の「∨」「∧」も同じで、開いた側のマスが大きい数です。

もう一つは、不等号を満たしても、それだけでは正解にならないことです。すべての不等号を満たしたうえで、各行・各列に1〜4が1つずつ(同じ数字が重複しない)という約束も必ず守る必要があります。不等号の向きと、行・列の重複は別々の条件です。片方だけを見て決めず、両方を突き合わせて確認してください。

この問題で試す

ここまでの図は、サイトに登録されている検証済みの問題inequality-2026-09-14-easy(4×4・やさしい)の盤面から作りました。まっさらな状態から解きたい方は、記事冒頭のネタバレ注意をご確認ください(4行2列以外の残りの答えは明かしていません)。

不等号のルール・解き方は図鑑の不等号で読めます。

練習で確かめる

練習11〜4を使う盤面の一部分です。3マスが左から小さい順に並ぶとき、この大小関係だけで中央の数字を1つに決められますか?
答えと考え方を見る

まだ決まりません。候補は2と3です。1<2<3なら中央は2、2<3<4なら中央は3です。左右に小さい数と大きい数が必要なので1と4は除けますが、確定には行・列のほかの手掛かりも必要です。

出典・訂正

ルールと操作の記述は、サイト内の検証済み仕様と実際のプレイ画面の動きに基づいています。 誤りにお気づきの点は問い合わせの窓口からお知らせください。

この記事は 2026年9月24日 に更新しました。