はさみ算
各行列に黒マスを2個置き、残りに数字を1回ずつ入れます。外の数字は二つの黒マスの間だけの合計です。4×4の自作盤面を使い、合計0と最大の合計から黒マスを絞る手順を説明します。
目次
合計するのは黒マスの間だけ
N×Nの盤面の各行列に黒マスを2個、1からN−2までの数字をそれぞれ1個ずつ置きます。4×4の入門例なら、各行列の内容は黒・黒・1・2です。
外の数字は、その行列の二つの黒マスにはさまれた数字の和です。黒マスの外側の数字は数えません。黒マスが隣り合うと間の合計は0です。ヒントが省略されている行列も、黒2個と数字1回ずつの条件を満たします。
図が収まらないときは、左右にスクロールできます。
最大と0から始める
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11行目の3を作る
図31行目の中央は候補1,2。順番はまだ決めていません。 図が収まらないときは、左右にスクロールできます。
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- 1行目の合計3。
- すること
- 両端を黒、中央を1と2の候補にする。
- 理由
- 1と2の両方を間に入れないと3になりません。したがって黒マスは両端、真ん中2マスが1と2です。
21列目の0で黒を隣接させる
図4左列の黒が隣接した状態。間に数字がなければ合計は0です。 図が収まらないときは、左右にスクロールできます。
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- 1列目の合計0と左上の黒。
- すること
- 左上のすぐ下を黒にする。
- 理由
- 左上が黒で、1列目の和は0。二つ目の黒はその直下に来ます。離すと正の数字が間に入り、0にできないからです。
32行目の1を使う
図52行目から上段の2と1、2列目下側の黒も確定しました。 図が収まらないときは、左右にスクロールできます。
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- 2行目の合計1。
- すること
- 2行目を黒・1・黒・2にし、列へ伝える。
- 理由
- 2行目は左端が黒です。間に1だけを入れるには、2列目に1、3列目に黒、4列目に2となります。1行目の中央は同じ列の1を避けて「2・1」と決まります。2列目の残りの下2マスは黒です。
43行目の0を使って完成
図6完成。各行列は黒2個と数字1・2を一度ずつ使っています。 図が収まらないときは、左右にスクロールできます。
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- 3行目の合計0と各列の残り。
- すること
- 隣り合う黒と残る数字を埋める。
- 理由
- 3行目は2列目が黒です。4列目を二つ目の黒にすると間に数字が入るので不可。1列目を黒にはできません(1列目にはもう黒が2個あります)。3列目が黒です。残る数字を列で重複させないよう入れると、3行目は「2黒黒1」、4行目は「1黒2黒」です。
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和を数字の集合に直す
4×4ならヒントは0・1・2・3に限られます。0は隣接する黒、3は両端の黒、1と2はその数字だけを間にはさむ配置です。このように小さな数字では、和を作る数字の集合を書き出すと位置の候補まで減らせます。
盤面が大きくなると同じ和を複数の集合で作れます。6×6の5なら1+4や2+3などが考えられ、合計だけで数字を決められません。間の長さ、すでに列で使われた数字、黒マス2個の上限を合わせて比べます。
0を書き込む問題ではない
外の0は「間が空」という条件であり、盤内へ数字0を入れる指示ではありません。数字1からN−2までを使います。また、行全体の和は固定されているので、外のヒントと行全体を合計して比べても意味がありません。黒の外にある数字を足さないことが大切です。
4行目のヒントを補う
答えと考え方を見る
2です。「1・黒・2・黒」の二つの黒の間には2だけがあります。先頭の1は黒の外にあるので合計に含めません。
数字と区切りを同時に決める形式
Jankoの解説に示された基本形は、行列に二つの黒マスと所定の数字を配置する形式です。黒の場所が先に決まっている足し算の盤面と違い、区切りの場所そのものが推理の対象になります。出典は規則の確認に利用し、自作例を新たに構成しました。作者と初出年は、この説明だけから断定しません。
出典
この記事の例と答えは、説明のために作ったものです。答えや「最短」「ほかに解がない」といった主張は、プログラムで規則を再現して確かめています。説明文と図は、下の資料を参考に独自に書き起こしたものです。
- Doppelblock — Rules(Otto Janko)
https://www.janko.at/Raetsel/Doppelblock/index.htm
確認日 2026年10月1日。基本ルール。掲載されている問題・図・解答は利用せず、例題は別に制作した。
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