‹図鑑 › 世界のパズル百科 › 四方ライン
パズル図鑑盤面の論理読む図鑑(このサイトでは遊べません)

四方ライン

数字から上下左右へ伸ばす線の長さを配分するパズルです。線を途中で曲げず、白マスを一度ずつ覆います。2×3の自作例で、届く方向が限られたマスから長さを決める考え方を紹介します。

執筆 2026年10月1日更新 2026年10月3日
目次
  1. 1. 数字から直線を伸ばす
  2. 2. 届く起点を探す
  3. 3. 最大到達範囲を先に数える
  4. 4. 数字どうしを結ばない
  5. 5. 右下の1を上へ向けたら
  6. 6. 線の長さを配分する論理問題
  7. 7. 関連するパズル
  8. 8. 出典

数字から直線を伸ばす

数字のマスを起点に、上下左右へまっすぐ線を伸ばします。起点ごとに、線が通る白マス数の合計を数字と一致させます。起点の数字マス自体は数えません。四方向すべてへ伸ばす必要はなく、長さ0の方向があっても構いません。

白マスはすべて、どれか一つの起点からの線でちょうど1回覆います。途中で曲がる、交差する、重なる、ほかの数字マスに到達して二つの数字をつなぐことはできません。

31
図1自作の小さな例題。上から行、左から列を数えます。

図が収まらないときは、左右にスクロールできます。

届く起点を探す

31
図2四方ラインの開始図。まだ手を進めていない状態から、下の手順を順に追います。

図が収まらないときは、左右にスクロールできます。

  1. 1上段中央には左上からしか届かない

    31
    図3上段中央を覆う線。右下の1からは斜めになるので届きません。

    図が収まらないときは、左右にスクロールできます。

    見る
    上段中央を一直線に見通せる数字。
    すること
    左上の3から右へ1マス伸ばす。
    理由
    数字3は同じ行にあり、数字1は斜めの位置です。線は曲げられないので、上段中央を覆うのは3から右へ伸びる線です。
  2. 2数字3の長さを満たす

    31
    図43からの線が白マス3個を覆いました。数字自身は長さに数えません。

    図が収まらないときは、左右にスクロールできます。

    見る
    数字3から伸ばせる白マスの合計。
    すること
    右へ2マス、下へ1マスまで伸ばす。
    理由
    3から伸ばせるのは右に最大2マス、下に最大1マスです。合計3にするため、その両方を最大まで伸ばします。上段中央・右上・左下を覆います。
  3. 3残る1マスを数字1から覆う

    31
    図5完成。どの白マスも一つの数字につながり、線が重なりません。

    図が収まらないときは、左右にスクロールできます。

    見る
    残った下段中央の白マス。
    すること
    右下の1から左へ伸ばす。
    理由
    まだ覆っていない白マスは下段中央だけ。右下の1から左へ1マス伸ばします。白マス4個が重ならず覆われ、3と1の合計にも一致します。
31
図6完成例。各数字の長さと白マスの重複がないことを確かめます。

図が収まらないときは、左右にスクロールできます。

最大到達範囲を先に数える

数字から各方向へ進み、端か別の数字の手前までの最大長を数えます。その合計が数字と同じなら、すべての方向を最大まで伸ばすしかありません。例題の3は、右2と下1がこの場合です。

大きな盤面では、すでに他の線に使われたマスも、その先へ進めない壁になります。ある白マスに直線で届く数字が一つしかなければ、その数字からそこまでの途中も全部必要です。残りの長さを減らし、ほかの方向の上限へ反映させます。

数字どうしを結ばない

見た目が橋のようでも、数字と数字をつなぐ問題ではありません。数字から伸びた線は白マスで止めます。線を曲げれば届く場所であっても、同じ行・同じ列にないマスは直接担当できません。長さはマス数で数え、数字のマスを1として加算しないでください。

右下の1を上へ向けたら

練習1例題で右下の1から上へ1マス伸ばすと完成できますか?
答えと考え方を見る

できません。右上を1に使うと、左上の3は右へ1マスと下へ1マスの計2マスしか使えず、必要な3に届きません。右下の1は左へ伸びる必要があります。

線の長さを配分する論理問題

Jankoのルール資料では、白マスを一度ずつ通る直線と、数字に接続した線の合計長が説明されています。本記事では白マス数として長さを数える形で解説しました。最初の作者や公表年については、今回確認した資料だけでは確定していません。例題の配置と段階説明は独自制作です。

出典

この記事の例と答えは、説明のために作ったものです。答えや「最短」「ほかに解がない」といった主張は、プログラムで規則を再現して確かめています。説明文と図は、下の資料を参考に独自に書き起こしたものです。

  1. Vier Winde — Four Winds rules(Otto Janko)
    https://www.janko.at/Raetsel/Vier-Winde/index.htm
    確認日 2026年10月1日。基本ルール。掲載されている問題・図・解答は利用せず、例題は別に制作した。

誤りに気づいたときは、問い合わせからお知らせください。