サーモパズル
温度計の球から何マスまで塗るかを決め、行と列の個数をそろえるパズルです。数字を温度順に並べる問題ではありません。3×3の自作盤面で、塗れる順番による絞り込みを学びます。
目次
始点から連続して塗る
灰色の道筋が1本の温度計で、丸印が球です。塗るときは球から順番に続けます。途中を飛ばしたり、先端だけを塗ったりできません。1本を全部空にしても、途中まででも、全部塗っても構いません。
外側の数字は、その行・列に塗るマスの数です。道筋が曲がっていても、球からの順序が基準です。画面の下から上という位置関係で判断しないでください。
図が収まらないときは、左右にスクロールできます。
塗る順序から決まるマス
図が収まらないときは、左右にスクロールできます。
1上段の中央は必ず塗る
図3上段中央を塗った状態。ここを空にすると上段で2マス塗れません。 図が収まらないときは、左右にスクロールできます。
- 見る
- 上段の指定2と、中央から右へ伸びる温度計。
- すること
- 上段中央の球を塗る。
- 理由
- 上段は2マス。右上を塗るなら、その球である上段中央も塗る必要があります。中央を空にすると右上も空となり、上段には最大1マスしか塗れません。よって中央は塗りです。
2中段の中央も塗る
図4中段中央まで確定。右の先端だけを塗ることはできません。 図が収まらないときは、左右にスクロールできます。
- 見る
- 中段の指定2と、中央の球。
- すること
- 中段中央の球も塗る。
- 理由
- 中段も同じ構造で指定は2。右のマスを塗るには中央の球が必要なので、中央が塗りになります。
3下段右端は空
図5右下は空。塗ると球と合わせて2マスになってしまいます。 図が収まらないときは、左右にスクロールできます。
- 見る
- 下段の指定1と、右側の2マスの温度計。
- すること
- 右下に×を付ける。
- 理由
- 下段の右端を塗ると、球である下段中央も塗ることになり、下段の指定1を超えます。右端は空です。
4左列の2マスを確定する
図6完成。左列は下から2マス。塗りはすべて球から途切れず続きます。 図が収まらないときは、左右にスクロールできます。
- 見る
- 左列の指定2と、下端から始まる温度計。
- すること
- 左列の下2マスを塗り、残りを行列から決める。
- 理由
- 左列は下から上へ伸びた1本の温度計で、指定は2。下と中を塗り、上を空にします。これで上段右端は塗り、中段右端は空、下段中央は空と順に決まります。
図が収まらないときは、左右にスクロールできます。
必要な手前のマスまで数える
先端の候補を1つ選ぶと、そこに到達するまでのすべてのマスが塗りになります。そのまとまりが行列の残り個数を超えれば、先端の候補を消せます。逆に、球に近い位置を空にすると、その先の全マスが空になります。
盤面の数が大きくても、1本ごとに「0マス、1マス、2マス……」という長さの候補を持つと整理できます。候補の最短より手前は塗り、最長より先は空と決まるため、行列の個数との往復で進められます。
灰色の線と答えの塗りを区別する
灰色の道筋は温度計の形であって、最初から塗られた答えではありません。完成図の薄緑が塗り、×が空です。横向きや逆向きの温度計にも同じ規則を使います。数字を入れる別種の温度計パズルの大小関係は使いません。
先端だけを塗れるか
答えと考え方を見る
できません。左列の順序は下・中・上です。中まで塗るなら下も必要です。この例では左列の指定2により、下と中を塗る状態に限られます。
作者・初出は未確定
Jankoのルール資料は、球から隙間なく塗る条件と行列の個数を説明しています。同資料は作者と最初の公表場所が不明であるとも記しています。そのため特定の人物を発明者と断定せず、ルールと自作の例に絞って紹介します。
出典
この記事の例と答えは、説明のために作ったものです。答えや「最短」「ほかに解がない」といった主張は、プログラムで規則を再現して確かめています。説明文と図は、下の資料を参考に独自に書き起こしたものです。
- Thermometer — Rules(Otto Janko)
https://www.janko.at/Raetsel/Thermometer/index.htm
確認日 2026年10月1日。基本ルール。掲載されている問題・図・解答は利用せず、例題は別に制作した。
誤りに気づいたときは、問い合わせからお知らせください。